無風を待つ人の記録

風に流され生きてきた 風が止んでも生きていたい

music

Prvni Hore - Lamento

チェコの超絶ロックバンドPrvni Horeの3rdアルバム。バンド名の読み方はよくわからない。プルヴニー・ホジェとかそんな感じ?*1 昨年ザビエル・レコードさんで買ったのだけど、妻の実家のほうに届けられてからずっと回収する機会がなく、最近ようやく聴けた…

Bon Iver - Bon Iver

Bon Iver - Perth 最近買ったCD。↑これ名曲すぎる。 Bon Iver はアメリカのシンガーソングライター Justin Vernon によるインディーフォークバンド。北欧だよと言われるとつい信じてしまいそうな音だけど、アメリカ。 母語じゃないし何となくの感覚なんだけ…

入手音源

キャピトルヒルのSonic Boom閉店セールなど、最近入手した音源記録。 ちなみに明日帰国します。19ヶ月のワシントン生活でした。

肉声と聞き紛うほどのテルミンの「唄声」、"Clara Rockmore's Lost Theremin Album"

Lost Theremin Albumアーティスト: Clara Rockmore,Fritz Kreisler,Nadia Reisenberg出版社/メーカー: Bridge発売日: 2006/12/26メディア: CD クリック: 16回この商品を含むブログ (4件) を見る 先日図書館で借りたCDがすごく良かったのでメモ。 クララ・ロ…

This Town Needs Guns - 26 Is Dancier Than 4

This Town Needs Guns - 26 Is Dancier Than 4 大好きなバンド&曲。こちらでは貼ったことなかったな。 ホワイトボード上で展開するコマ撮りアニメーションもののPVも、シンプルながらほのぼのとしてて良いですね。 以下変拍子メモ。 彼ら、曲調は美しいけど…

全米有数の絶景の野外音楽フェス、サスカッチ・ミュージック・フェスティバルに行ってきた(2): アーティスト感想編

これは以下の記事の続きです。 >> (1) 会場感想編 前回は会場について書いたので、今度は観たアーティストについて。もともと知ってるバンドより、これを機に初めて聴いたバンドのほうが多く、新鮮な出会いに満ちた良い機会だった。 以下、観たアーティスト…

全米有数の絶景の野外音楽フェス、サスカッチ・ミュージック・フェスティバルに行ってきた(1): 会場感想編

米国では、5月末頃の週末はMemorial Dayという祝日のため3連休になる。 ワシントン人にとっては、雨と寒さと日の短さで何にもやることがない鬱々とした長い長い冬がいよいよ終わる時期であり、また休日になるような祝日の数がとても少ない米国においては、こ…

伝説のアウトサイダーミュージシャンのドキュメンタリ"Jandek on Corwood" (2003)

Jandek on Corwood from Kimosabbe on Vimeo.「ジャンデック〜謎のミュージシャンの正体を追う〜」という邦題で日本でも紹介されていた映画。チューニングとかコードといった一般的な音楽的概念に一切乗らない、生まれてこの方音楽というものに一度も触れた…

The Season Standard - Makkk

The Season Standard - Makkk from Moorworks on Vimeo. ドイツのプログレッシブエレクトロポストロック。リズムは変態的ながら非常に良いノリで引き込まれる。かっこいい!キング・クリムゾンのトレイ・ガンがゲスト参加しているとのこと。 (via Moorworks)

The Books - Smells Like Content

The Books - Smells Like Content 詞の独特のリズム感がすごく良い、そしてそれをうまく捉えた秀逸なPVにも注目したい。

Fang Island

Fang Island - Daisy いかにもSargent Houseっぽい、ごてごてしたメタル的な音と変態的な展開。しかしその上で底抜けに明るい分厚いコーラスがものすごく耳に残る。そしてPVはアホ。これはいいよ! WeezerとAnimal Collectiveと最近のTera Melosが合わさった…

切り紙アニメーションPV: Fleet Foxes - Mykonos

Fleet Foxes - Mykonos 自分が人気映画監督で、中身はなんでもいいから感動的な作品を撮れと言われたらとりあえずSigur Rosかこのバンドを起用すると思う、というFleet FoxesのPV。 随一のメロディセンス。 三角形の切り紙で織りなされるストップモーション…

Electric President - Insomnia

Electric President - Insomnia The Postal Service系。曲もPVもすごい素敵!

ソリッドシチュエーション生命讃歌: ”127 hours" (+ Sigur Ros のBGMつき)

127 HOURS - Full Length Official Trailer HD ユニバーシティ・ディストリクトの Metro Cinemas にて鑑賞。 日本では「127時間」という捻りゼロの邦題で(それでいいんだけど)2011年6月頃公開予定。 しかしまあ、アレですよ。「○○時間」ってタイトルの作品…

BRATZE - Ohne Das Ist Es Nur Noch Laut

BRATZE - Ohne Das Ist Es Nur Noch Laut ドイツのテクノロックグループ。 いかにもドイツっぽい硬いリズムと歌声。こういうJusticeみたいなブリブリした音楽は好きなんだけどあんまりそういう音を出すアーティストを知らない。誰かおすすめ教えてください。…

Monthly roundup: 2011/01

今月入手もしくはフルで視聴したものを備忘的にリストしておく。太字はお気に入り。 一部は感想等Twitterなり当ブログなりで書いてるけれどもリンクまでは面倒なので省略。

PTTRNS - Principle of Touch

PTTRNS - Principle of Touch ドイツ・ケルン出身のバンドPTTRNSのアルバム"Science Pinata"を最近よく聴いている。 !!!っぽい踊れる感も好み。 Science Pinataアーティスト: Pttrns出版社/メーカー: MOOR WORKS発売日: 2010/12/22メディア: MP3 ダウンロー…

「ドニー・ダーコ」の名欝ソング "Mad World" の原曲+カバーたち

Donnie Darko - Mad World (covered by Gary Jules) ロメロ作品をリメイクしたホラー映画「クレイジーズ」の予告編を観てたらこの曲が使われてて、鬱青春ミステリ映画の傑作「ドニー・ダーコ」の記憶がぱっと甦ってきた。 あの映画を観た方であれば全員耳に…

ブラックメタルという現象: ”Until the Light Takes Us"

Until The Light Takes Us (Official Trailer) 「松嶋×町山 未公開映画祭」にて購入・鑑賞。ここで付けられていた邦題は「ライト・テイクス・アス 〜ブラックメタル暗黒史〜」。 ノルウェーのブラックメタル黎明期における二人の重要人物、BURZUMのカウント…

Johnny Cash - Hurt

Johnny Cash - Hurt 20世紀を代表するカントリーロックミュージシャン、故ジョニー・キャッシュによる、Nine Inch Nailsのカヴァー曲。 感動する曲とか泣ける曲とかそんなレベルではなく、圧倒され、「言葉を失う」という表現がここまでぴったり来る曲に、今…

昨年ヘビロテしたアルバム10枚

こういう記事初めて書くのだけど、ちょっと振り返ってみたい。*1 *1:今年発売した、とか今年初めて聴いた、という意味ではありません。

琴やストリングスでカバーしたTool "Lateralus"など

Tool - Lateralus - Japanese Version - ラテララス 琴の八重奏でカバーしたToolの"Lateralus"。よく雰囲気が出ている。 説明コメントも実は読み甲斐あり。 YouTubeを巡ってみると、ストリングスやパーカッションなど結構いろんな楽器でカバーされているTool…

The Octopus Project - Wet Gold

The Octopus Project "Wet Gold" official video オースティン出身のバンド。エレクトロ+エモ+インディーロックといったところか。PVの印象も含めると、Mewから天邪鬼さを取ってミシェル・ゴンドリーとか好きなそのへんの美大生が加入したような感じ。いや…

Beirut - Nantes

Beirut - "Nantes" 私男だけどこの声はぐっとくる!

The Redneck Manifesto - We Still Got It

The Redneck Manifesto - We Still Got It アイルランド・ダブリン出身のマスロックバンド。ドラマーのハシり癖に勝手に親近感とか。 the redneck manifesto/monkey language/live at vicar st

エストニアの短編アニメ"Suur Toll"(1980)

Suur Toll - Большой Тылль part 1 1980年のエストニアの短編アニメ。"Suur Toll" (Toell the Great, or Tyll the Giant) というエストニアの神話に登場する巨人をテーマとした、ロシア系アートアニメの雰囲気を濃厚に宿した作品。監督はRein Ramaatという人…

チェコの前衛ポップデュオDVA

DVA - Harom Kerom ザビエル・レコード店長のツイートで知ったチェコのアヴァンギャルドポップデュオ、DVA。ライブ映像はこちら。こういう、なんというか、素朴な洗練されてない感を保ちつつ強烈なオリジナリティとクオリティでプロデュースする技能にかけて…

Rob Sato & Upsilon Acrux

>> Rob Sato カリフォルニアのイラストレータ。 モンスター系の作品の造形センスにも独特のエグ味があって良い。 最近、なんとなくなんだけど、例えばHI-FRUCTOSEで取り上げられるようなジャンルの作家さんたちの間における「西海岸っぽさ」というのがわかる…

Eels - Last Stop This Town

Eels - Last Stop This Town こうしてクローンとして自我を持つに至ったニンジンはあとでスタッフがおいしくいただきました。

the Knife - Heartbeats

the Knife - Heartbeats コメント欄にてMadoka Itoさんに教えていただいた曲。 SONY BraviaのカラーボールのCMで流れていたので有名だけど、あちらはJose Gonzalezによるカバー。 オリジナルがこんなエレクトロな曲とは知らなかった。これはこれでかっこいい…