無風を待つ人の記録

風に流され生きてきた 風が止んでも生きていたい

ネタバレ回避不能の裏「ソーシャルネットワーク」: "Catfish"

だいぶ前に観たんだけど一応メモ。
ソーシャルネットワーク」の裏で密かに話題になっていたもう一つのfacebookものドキュメント、"Catfish"。日本未公開。米国滞在中にDVDを図書館で借りて鑑賞。

とりあえずトレーラーを見ればどういう運びの作品かはおわかりいただけるかと。facebookで美人と知りあって浮かれた男が、一目会いたい一心で彼女の住所を訪ねるが、そこで見たものは・・・という、「そこで見たもの」が何かというその一点だけで観客の興味を成立させている。

単なるビックリオチではなくて、十分に深みのあるテーマを含んでいて、個人的にはすごく観て良かったと思っているんだけど、ただ作品の構成上このテーマについてネタバレなしで触れるのが不可能なので、エントリを起こしてみたはいいけれど正直どう書いたらいいやら今ちょっと途方に暮れている。これネタバレなしで上手にレビューできる人いるのかな。

"Catfish"という謎めいた題名の意味も、最後にある人物の口からちゃんと語られる。そしてこれが意外と深い。悪く言えばモヤモヤした、良く言えば考えさせられる余韻があった。

ぶっちゃけ前半は早送りでいいんだけど、後半だけでも観る価値あり。真相が見え始めてからはとても面白かったです。


と、観てみたい!と思わせる目的のレビューはここまで。
以下、ネタバレ前提で感想を書き残しておこうかと思う。
未見の方はできれば映画のほうを観てください。(日本公開未定だけど。)

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