無風を待つ人の記録

風に流され生きてきた 風が止んでも生きていたい

NY版軍艦島 North Brother Island


Riverside Hospital


ニューヨークのイーストリバーに浮かぶ小島、North Brother Island。Rikers Island (全土が刑務所になっていることで有名な島)とブロンクス地区の間に浮かぶこの島は、1960年代に放棄され、一般人立ち入り禁止の廃墟島となった。




Wikipediaによると、第二次大戦前には天然痘やチフス患者の隔離病棟が置かれていたり、戦後には若い麻薬中毒者向けの治療施設が置かれていた時期もあったという。



廃墟の島で隔離病棟に麻薬治療施設と、まさに欲張りなあなたのためのホラー属性満載スポット。
マニアのハートを鷲掴み。




マジかイタズラかわからない怖い落書き、といったギミックも抜かりなく。


Google maps で見るとこういう感じ。


http://maps.google.co.jp/maps?t=h&hl=ja&ie=UTF8&ll=40.800827,-73.898634&spn=0.003232,0.006791&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1



面積 0.0814 平方km、軍艦島よりちょい広いくらい。ただし大半は森。



やはりあれですよね、こう、ぐっと来る物件は上から見てもぐっと来るんですよね。わかるわかる。


しかし、ニューヨークといえば常に最先端で変化を続けている流行爆発都市。
「え、そんな土地で廃墟が育つの!?」と思うけれども、意外にも都心のすぐそばでこんなに良質な廃墟を産出していたとは。
東京都が実は栗の生産量で全国6位だった*1、みたいな感じだ。違いますか。そうですか。


もっと見たい方は以下で。画像検索でもいろいろ出ます。


>> New York’s forgotten island « How to be a Retronaut

*1:修正: もっと上位のときもありました。2009年のデータ http://www.actiz.jp/ranking/detail/rankid/311/?rf=1