無風を待つ人の記録

風に流され生きてきた 風が止んでも生きていたい

シェルブールの亡霊たち / 1906年のイギリスの光景(カラー)




>> How to be a Retronaut: The Ghosts of Cherbourg


How to be a Retronaut は、20世紀前半のビンテージ写真等を豊富に掲載した、その手のが好きな方にかなりお勧めのブログ。


中でも、同じ場所を撮影した過去の写真と現在の写真を合成する "The Ghosts of" シリーズがとても良い。上に掲載したのはフランス・シェルブールでの作品。土地土地に刻まれた人の記憶が亡霊のように立ち昇ってくる。人は去り、その人を覚えていた人もいつか去り、その人を覚えていた人を覚えていた人もまたいつかは去り、しかしその存在の記憶は街路の縁石に、壁の煉瓦に、滲みこんでいる。


このブログでは他にも1906年のイギリス・ブライトンビーチのカラー写真なんてのもあってたまらない。



尻!
100年の時を超え、いま、尻!


手彩色だとしたら色が鮮やかすぎる・・と思ったら三原色カメラらしい。以前見たロシアのカラー写真と同じやつか。いいなぁ、三原色カメラ。