無風を待つ人の記録

風に流され生きてきた 風が止んでも生きていたい

全米有数の絶景の野外音楽フェス、サスカッチ・ミュージック・フェスティバルに行ってきた(2): アーティスト感想編

これは以下の記事の続きです。
>> (1) 会場感想編


前回は会場について書いたので、今度は観たアーティストについて。もともと知ってるバンドより、これを機に初めて聴いたバンドのほうが多く、新鮮な出会いに満ちた良い機会だった。
以下、観たアーティストを個別に列挙。
まあ、あの、かなり思い入れが先走った内容なので、ぶっちゃけ読みにくいと思います。ご堪忍。

The Radio Dept. (Saturday / 13:00-13:50 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch the Radio Dept."

Heaven's On Fire

Never Follow Suit

スウェーデンのエレクトロ・シューゲイザーバンド。ドリームポップにも括られる。
今回初めて知ったバンドで、事前の軽い予習で上記の2曲が気に入っていた。とりあえずこれを期待していたら最後の最後に続けてやってくれて嬉しかった。
1曲未発表曲をやっていたらしく、本公演での録音がこちらで無料公開されている。

The Head & The Heart (Saturday / 14:10-14:55 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch the Head and the Heart"

Lost In My Mind (OFFICIAL VIDEO)

シアトル出身の期待の新人。暖かみのあるフォークロック。
一応ちょっと予習はしてあったのだけど、あまりにも爽快なメインステージの空気と見晴らしと、移動の疲れ、そして彼らのやさしい音に、気持ち良く大の字で寝てしまった。なんという贅沢・・・!
あまりよく聴くジャンルではないけれども、これは日本でも流行っていいんじゃ。

Local Natives (Saturday / 15:15-16:00 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Local Natives"

Wide Eyes

Airplanes

LA出身のインディーロックバンド。去年のフジロックにも出ていたみたい。
音源もライブも安定していた。日本人受けも良さそう。

Wolf Parade (Saturday / 16:20-17:05 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Wolf Parade"

I'll Believe in Anything

カナダのインディーロックバンド。Sub Pop所属。
↑の曲と、最後にやった"California Dreamer"は好みだった。


それにしても、ここまでの4バンド、何というか皆微妙にライブ映えしない!好みの問題ではあるけれど、事前に音源で聴いた限りでは「いい曲だなー」と思えるのだが、ライブでは何となくのっぺり流れてふーん、で終わってしまったのが残念。これが「いい人」止まりの壁というやつか・・・。

Wye Oak (Saturday / 17:40-18:25 / Yeti Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Wye Oak"

Civilian

メインステージの斜面が肌寒くなってきたのでサブステージのほうに行ってみた。
Wye Oakボルチモア出身の男女デュオ。
右手でドラムを叩きながら左手でキーボードを弾く器用なAndy Stackと、端正な立ち姿からは想像しにくいダーティなギターをかき鳴らすヴォーカルのJenn Wasnerの二人組。まったく予備知識無しのノーマークだったのだけど、これはとてもカッコ良かった!インディー・フォーク・ノイズ・ドリームポップの要素が入り乱れた独特の世界観がステージからも伝わってきたし、メンバー二人共に存在感があった。音源だけ聴くとフォークっぽさが強いけれど、ライブパフォーマンスはどちらかというとシューゲイザーとかノイズ系のバンドがフォークの要素を取り入れたという感じがした。


この後はWashed outを一瞬だけ観て、Iron & Wineをスルーしつつ食事を取ってメインステージに戻る。

Bright Eyes (Saturday / 20:15-21:15 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Bright Eyes"

シンガソングライターのConor Oberst率いるこのオマハ出身のインディーロックユニットは、今日の前半組とは対照的に、予習音源ではピンと来てなかったのにライブパフォーマンスですごく惹かれるタイプだった。終わってから改めて音源を聴き返したら、なんだ、生々しい情感のこもったいい歌声してるじゃないか!一聴目でピンと来なかったというのが、単にあまり時間をかけられなくていい加減な聴き方をしていただけなのが自分でよくわかった。
冒頭の"Gold Mine Gutted""Lover I Don't Have to Love"と立て続けに良曲でいきなり引き込まれる。
そして3曲目の"Shell Games"!

Shell Games

ライブ前に聴いたときは何ともなかったのに、終わった後聴き返すと全然違った。何だただの名曲か、みたいな。ビビったよ。
フロントマンのConor Oberstにカリスマティックな風格があって、ここまで観たメインステージ出演陣の中で初めてステージサイズに負けないパフォーマンスだったと思う。ステージ上に目を引っ張られる感じ。前の人の背が高いとついつい背伸びしても見ようとするこの感じ。さっきからちょくちょく引き合いに出して申し訳ないけれど、ここまでのメインステージのバンドは、決して悪い演奏でも悪い曲でもないのに、そこまでしてアーティストの「姿」を観ていたいとは思わされなかった。ああこれは人気出るよなあと何か納得した。

Road to Joy (live)

さらにライブ終盤、長いこと天中に居座った日がしぶしぶ山の端に沈んだ21時頃、黄昏の渓谷に響く"Road to Joy"。
野外ではライブの雰囲気が3割増にカッコ良くなるこの時間帯に、「第九」をモチーフにしているらしきスケールの大きいこの佳曲をこのタイミングに持ってきたのは素晴らしかった。

Death Cab for Cutie (Saturday / 21:45-23:30 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch 2011 Death Cab for Cutie"

現役のワシントン州出身バンドでは翌日のModest Mouseに次ぐ知名度の看板的存在ということで、サスカッチフェスティバルでも常連。こっちに住んでるなら一度は!とかねがね思っていたが、ようやく観られた。しっかりステージ傍で立ち見する。
"I Will Possess Your Heart"の特徴的なベースラインで幕開け。

I Will Possess Your Heart

こういうじわじわ来るインストで始める所からして自分好みのセンス。ライブ映えもいい。そのまま間髪を入れず"The New Year"、"Why you'd Want To Live Here""Movie Script Ending"と進み、ここまで選曲が完璧すぎて鼻血出るかと思った・・・というか多分出ていたんだけど興奮で全部蒸発したんだと思う。

The New Year

中盤はホヤホヤの新作"Codes and Keys"からの選曲が多かったが、これは残念ながら未聴。個人的な山場は何と言っても続けて演奏されたこの2曲。

What Sarah Said

I Will Follow You into the Dark

"What Sarah Said"は少なくとも日本人の耳にはめちゃくちゃ馴染む名曲だと思うのだけど、こちらでの人気はそれほどでもないのか?と客席の雰囲気を見て少し思った。"I Will Follow You 〜"のほうの大合唱が凄かったので余計そう感じたのかも。
ドラマー的にも見るべきものがあった。リズムセクションのグルーヴは如何にもポストロック的で自分好み。
本編は"Crooked Teeth""The Sound of Settling"で締め、アンコールへ。
時間も押し押し、もうすぐ日付も変わろうかという最終盤。「まさかあの曲をやらずに終わるわけが・・・」と思っていたあの2曲は、勿論のことばっちり最後の最後に取ってあった。完璧だった。

Title and Registration

Transatlanticism

"I need you so much closer..."と大合唱しながら、成程自分はこの瞬間のためにここまで来たんだなあと思った。


こうして自分にとっての初日(フェス日程上は二日目)は終わり、Bigfoot stageでまだ続いていたBassnectarの熱狂を尻目にテントに引き上げ。明日へ続く。

Fitz & The Tantrums (Sunday / 14:15-14:55 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Fitz and The Tantrums"

白人男性と黒人女性のツインヴォーカルスタイルのファンク/ソウル/ポップス。Minus the BearやMaritimeと同じDangerbird Records所属。
このバンド、今回のフェスを通じて初めて出会ったアーティストとしては一番の収穫だった。徹底的にライブ向きであると同時に「俺得」としか言いようがないドツボの音楽性。詳しくは後ほど。


実を言うと当初はこのバンドを観る予定はなく、同時刻にBigfoot stageでやっているThe Moondoggiesのほうに行くつもりだった。Fitz〜の方もちょっとだけ予習はしてあって、魅力的な楽曲が揃ってるなとは思っていたのだけど、残念ながらその時点での興味は後者の方が勝っていた。しかし入場の準備に手間取ったこととゲートの行列が想像より長かったことからThe Moondoggiesのほうのスタートには間に合わず、とりあえずSasquatch stageのほうに拠点を確保しに行ったところで彼らの演奏が始まった。
で、次の瞬間、気が付くとステージ前にいた。
いやー陳腐だけど、縁というのはおもしろい。こういう偶然が重ならなければ、僕はきっとThe Moondoggiesの方に行っていて、また違った感想を抱いて帰途についていたんだろうと思う。

Breakin' The Chains Of Love (live)

フェスの出演バンドの中では若干毛色の違う、80年代に全盛だったブルーアイドソウルに全力でオマージュを捧げつつもうちょっとだけ黒っぽくしたようなノスタルジックな音楽性。古臭いだの懐古趣味だのと言われるかもしれないが、知ったことかと言わんばかり。特に男性ヴォーカルFitzの歌声が猛烈にあのホール&オーツの時代を思わせる。俺得というのはまさにココだ。親や兄の影響で、まさしく「洋楽」と呼ばれていたこの手のポップスが好物だった小学生時代の自分。本格的に音楽にハマる前に聴いていたルーツのような部分にガンガン食い込んで、どうしようもなく琴線を刺激する。

Don't Gotta Work It Out (live)

立ち居振る舞いも堂に入ったもので、巧い。女性ヴォーカルNoelle Scaggsのおっそろしくパワフルな煽りにどんどん乗せられる。相当場数を踏んでいると思う。
しかし一番興奮させられたのはユーリズミックスの"Sweet Dreams (are made of this)"のカバー。全然知らなかったのだけど、彼らの定番の持ち曲らしい。俺得中の俺得、少年時代の思い出の一曲。夏休み最終日に溜め込んだ宿題を半泣きで片付けていた日、こっちの足元まで冷えるほど冷房のかかった隣の兄の部屋から漏れ聞こえていたあの曲。あのコード進行そのままの(でもちょっとだけ違うアレンジの)キーボードリードで始まり、おや?と思いつつ歌メロに入ったらほんとにあの曲だった!というその瞬間には文字通り飛び上がった。しかもめちゃくちゃかっこいいアレンジ。何これ。こういうの。何て言ったっけ。運命?

Sweet Dreams (Eurythmics Cover) (live)

観客大合唱。歌詞は7割くらい覚えていた。何かうれしい。

MoneyGrabber

締めはこの代表曲。
とにかくホール&オーツとかユーリズミックスとかホール&オーツとかホール&オーツとかといった辺りを通った人にはたまらないものがあるバンドだった。シンプリー・レッドとかリック・アストリーとかレイ・パーカーJr.とかを通った人でもいい。まだ持ち曲は少ないけど、人気出ないかなー。まあ音楽性が音楽性なので、米国ではそこそこ人気あるみたいだけど、日本では無理だろうなーという感じはする。

Tokyo Police Club (Sunday / 15:15-16:00 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Tokyo Police Club"

Breakneck Speed

Bambi

Wait Up (Boots of Danger)

Tesselate

カナダ産インディーロックバンド。
この通り、予習音源ではすごく好みな曲調で、この前のFitz〜から引き続きステージ前ブロックで期待と共に観ていたのだけど、こちらは残念ながらライブでアレ?となる方だった。ギターやキーボードの飛び道具的な音作りにオリジナリティがあって、そこがいいのだけど、ライブでの再現性に少し課題がある。ドラムも何というか初々しく、全体的にアマチュア臭さが抜けてない。Fitz〜のこなれまくりなステージの後だったのもあって特にそれが強く感じられた。
いい曲を作っているんだけど、このビッグステージにはまだ早かったか!

Beach House (Sunday / 16:20-17:05 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Beach House"

男女デュオ。音楽自体が超まったりした方向性なので、フィールド全体がすっかりチルアウトしていた。僕もまたまったりモードに入ってしまったのであんまりちゃんと聴いてなかったけど、歌モノのはずなのに肝心の女性ヴォーカルの音程に不安定さがあって、そこに味を感じられるかどうかで評価が割れそうだなと思った。個人的には、ヴォーカルの見た目が如何にも「私の歌唱力は53万です」って雰囲気を醸し出していたので、そのギャップがちょっと消化できなかった。ヘタウマにはヘタウマが許されるヴィジュアルというのがあると思う、正直。いやまあ、単にたまたま今日喉の調子が良くなかったのかもしれないけれど・・・。


後半からすっかり寝入ってしまって、そのまま次のCold War Kidsも寝飛ばしてしまった。

Flogging Molly (Sunday / 18:30-19:30 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch Flogging Molly"

Devil's Dance Floor

Seven Deadly Sins (live)

ケルティックパンク(アイリッシュパンク)の大御所。大御所だけど名前くらいしか知らなかったし、彼ら以外にこのジャンルってDropkick MurphysとNeckとソウル・フラワー・ユニオンくらいしか聴いたことない。でもトラッド要素の入ったロックは嫌いじゃないというか、Finntrollが大好きなくらいなんで嫌いなわけがない。
ノリノリで踊り倒したくなる音楽としてはピカイチのジャンルということで、ある意味では突発的バカ踊り祭りの聖地とも言えるここサスカッチとの相性は抜群。せっかくこんなある意味聖地にいるんだし、同じ阿呆なら何とやら、ということで自分も飛び込んできた。ほんとは全然聴いたことないんだけど、フロッギングモリー。超有名曲しか知らん。でも飛び込んでしまえば細けぇことはノープロブレム。知らん人同士肩を組んでフィールド全部を横断する長ーいラインダンスを作り、あぶれた連中はアイリッシュダンスにつきものの腕を組んでぐるぐる回るアレ(片手にビールジョッキがあったら完璧だった!)で周囲を盛りたてる。そうだこの世は楽しんだモン勝ちだ!そして曲が終わればハイファイブ、即、散!後腐れ、なし!
そういう感じだったので全然曲憶えてないけどとりあえずすごくすっきりしました。
メンバー全員いい年したオッサン感がものすごいのだけど、こういう単純明快&エナジー爆発な音楽を全くブレずに続けている所は無条件に尊敬する。

The Flaming Lips (Sunday / 20:00-21:30 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch The Flaming Lips"

音楽性にもものすごいカラフルさを感じていたけれど、演出もすごい凝りっ凝りでカラフル。初めて観たけど、とにかく気合の入った仕掛けと演出で有名だったんですね。1週間前から設営に入ってるんだよ、と後ろにいたカナダ人学生グループ(話かけられてちょっと仲良くなった)の一人がマリファナ吹かしながら教えてくれました。
実際どんな演出だったかは上記のYouTubeリンクを見ていただければ。

そういえば今回サスカッチ10周年ということで、フェスのマスコットキャラ(キモカワイイと単なるキモいの間で意見が割れることでおなじみの雪男くん)を象った巨大ケーキがステージに登場する演出もあった。全員でバースデーソングを合唱したのち、カットしたケーキを観客に投げつける(!)という狼藉も。前にいなくてよかった!いや、いたほうが良かったのかな。ケーキをかぶったファンは一生ものの思い出になったことでしょう。

色とりどりの巨大風船が大量に放たれたり、メンバーがボールに入って観客の海に漕ぎ出したり、終始ピースフルな雰囲気。パーティというには随分とメロウな空気、と個人的には感じた。あんまり曲を知らず予習も間に合わなかったので、やってた楽曲自体は全然憶えてませんすみません。

あとは、なんだろう、MCが死ぬほど長かったという印象。あんまり内容聞けてなかったけど反戦メッセージのようなトーク。海外のライブ・コンサートって日本と比べるとあんまり長々と喋らないと思っていたので、あーこういうのもやっぱいるんだーと思った。後ろのカナダ人が「いいから早く踊らせろ!!!」と野次ってた。

Modest Mouse (Sunday / 22:00-23:30 / Sasquatch Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch 2011 Modest Mouse"

The World at Large (live)

Dashboard

Float On

ワシントン州イサカ出身のロックバンド。今日の出演バンドの中ではぶっちぎりの知名度かな?このバンドも地元ということでサスカッチ常連。
真っ当な音楽ファンならジョニー・マーがいるよー!と興奮するところなのだろうけれども残念ながらThe Smithsを始め彼周辺の音楽は今まで通っていないのであまりピンと来ないのだった。
Modest Mouseの音楽はとかく形容が難しい。奇妙奇天烈、やりたい放題、でもメロディはあくまでキャッチー。演奏は奇妙に冷え冷えとして、しかしヴォーカルには感情が迸る。必要な世界観を表現するために丁寧に丁寧に引き算しながら土台を作り、そこに激情の歌声を乗せていくような印象。
曲によって性格が全然違うので、人によって好きな曲もものすごい割れるのだろうな。
個人的には"Bukowski" "Lampshades On Fire" "Dramamine" "The World at Large" "Dashboard" "Float On"らへんが好きな曲だった。
"One Chance"や"The Good Times Are Killing Me"をやらなかったのが残念。。。

Ratatat (Sunday / 23:00-24:30 / Bighoot Stage)

>> YouTube検索: "Sasquatch 2011 Ratatat"

Lex

Shempi

ニューヨークのエレクトロニックデュオ。
昨日のBassnectarも凄かったが、今日も人人人。ステージに近づけない。前の方なんかもはやどうなっちゃってるのか全然わからん。テンション振りきってることだけは見えてなくても伝わるけど。
元々全部観るつもりはなかったのだけど、Modest Mouseが押したため、一番聴きたかった"Lex"に間に合わず。残念。"Shempi"には間に合った。ステージのモニターでもこのPVと同じキモい映像が流されていた。


車に戻り、ちょっと休んで荷物をたたんで出発。明け方4時前帰宅、死亡と就寝のあいだに眠る。かくして初サスカッチは終了。

まとめ

2日目、3日目の、しかもそのごく一部しか観られなかったけれど、その中で個人的にベストアクトを3つ選ぶとこんな感じ。

  1. Death Cab for Cutie
  2. Fitz & The Tantrums
  3. Bright Eyes

Fitz〜とデスキャブは甲乙付けがたかったけど、持ち時間的な意味での満足度でデスキャブを上にした。初日と最終日も観られたなら、ここにDeath From Above 1979と!!!も食い込んでいただろうことは間違いないのだけど・・・(未練たらしい)
しかし返す返すもFitz & The Tantrumsは良い収穫だった。毎年9月にシアトル市街で行われるBambershootというフェスでも、今年あのダリル・ホールと一緒に出演するとのことで、めちゃくちゃ気になっている。まさか"Private Eyes"を一緒にやってくれるんだったら、もうその1曲だけのために$70くらい払ってもいいかもという気がしている。


以上、アーティスト別レポートでした。こんな垂れ流し系長文にお付き合いくださりありがとうございました!